我が国の港湾は、1970年代をピークに整備されてきましたが、国や地方の厳しい財政事情から、近年では新規事業は大幅に削減されています。一方では、港湾の既存ストックが年々増大し、急激に進行する施設の老朽化が顕在化しています。このような情勢から、既存ストックの有効活用への社会的ニーズは高まってきており、「作る時代から使う時代への転換」が求められています。
弊社では、既存の港湾施設を安全にかつ安定的に維持するために必要な「点検・診断」「補修・補強設計」「モニタリング」等に関するあらゆる技術をサポートしています。
岸壁エプロンの陥没
![]() 防波堤上部工のアルカリシリカ反応による亀裂 |
![]() 矢板護岸裏込材の吸出しによる水叩工の陥没 |