土壌汚染状況調査-土壌の汚染状況を把握し、最適な対策法をご提案-

 事業活動による土壌汚染問題は、法改正や資産評価、企業会計基準の新たな動きにより、企業経営上の大きな課題になりつつあります。

 弊社ではこのような問題に対して長年にわたる建設コンサルタント事業を通して培った総合技術を背景に、調査・試験から解析、評価、対策工の設計・施工および効果の判定あるいは適切なリスク評価まで、指定調査機関として一貫したコンサルティングを致します。

 

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土壌汚染の発生形態

1.土壌汚染の原因

・操業活動における有害物質の不用意な取扱い等による地表からの浸透

・地下配管等からの漏洩等あるいは盛土や埋土材に起因する汚染土壌の持ち込み

・排煙に含まれる有害物質の地表面への降下による地表部への堆積、浸透

・その他、不法投棄などにより引き起こされるケース

 

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土壌・地下水汚染機構の概念図

 

2.主な工場別による汚染

 工場関連

 揮発性

有機化合物

 重金属等  農薬等  (油)

 金属加工・金属鋳造業

 ◎  ◎    ○

 精密機械器具製造業

 ◎  ○    ○

 木材に関する作業、処理、加工業

 ○  ◎    ○

 ゴム、プラスチック加工業

 ◎  ◎    ○

 ドライクリーニング業

 ◎      

 ガソリンスタンド業

 ◎  ◎    ◎

 出版・印刷業

   ◎    

 パルプ・紙・紙加工品製造業

 ◎  ○    ○

 ペンキ・塗装業

 ◎  ◎    ○

 原油処理、貯蔵業

 ○  ○    ◎

 肥料関連業

 ○  ◎  ◎  

 医療業

 ○  ◎    

◎ 汚染事例が多い有害物質

 

3.不法投棄による土壌汚染

 廃棄法に定められた処分場以外に廃棄物を投棄することによって生ずる土壌の汚染です。

 わが国の大規模な不法投棄として「豊島」、「青森・岩手県境」、「岐阜市」などが挙げられます。

 廃棄物の不法投棄を原因として、土壌・地下水汚染が引き起こされ、大きな社会問題となっております。

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