社会基盤整備、地盤災害防止事業等の計画、設計を行うにあたっては、地盤情報を正確に把握することが、コスト縮減に大きく寄与します。また、工事中の事故防止、建設後の維持管理を行うにあたっても、正確な地盤情報に基づく地質リスクを計画段階で早期に把握することが重要です。

　ボーリング調査では、「高品質なコアの採取」や「ボーリング孔を利用した各種試験、観測機器の設置を高精度に行うための良好な孔壁の保持」により正確な地盤情報を得ることができます。

　弊社のボーリング調査は、地質状況を事前の文献、現地調査により予測し、地盤に適合した孔径、最新のビット、コアチューブ、調泥剤等を選定するとともに、あらかじめ最適な掘進速度、送水量等を計画し、地山状態を正確に反映した乱れのない高品質コアの採取、これにもとづいたより精密な柱状図、地質断面図の作成に努めています。

青森港本港地区景観形成モデル事業の一環として行った海上ボーリング仮設状況
（本業務は平成１６年に(社)全日本建設技術協会より「全建賞」を受賞）

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