当社関西支社が令和３年度～４年度に実施しました「大和北道路奈良地区第一次詳細土質調査業務」につきまして、西日本高速株式会社関西支社奈良工事事務所 税田賢二所長より令和５年４月１日付で感謝状をいただきました。
対象となった業務は、奈良県の京都府県境付近に計画されている大和北道路において高架橋及び土工区間、開削トンネル、シールドトンネルを対象とした土質調査を行い、道路設計、構造物設計に必要な土質・地質情報を調査・解析して、とりまとめたものです。
調査地周辺に推定されている佐保田撓曲の影響を把握するために地形地質踏査、空中写真判読、コア試料の層理面観察を行いました。また、ボーリングコアで確認された火山灰の年代測定を提案し、ピンク火山灰、アズキ火山灰の同定ができたことが、より詳細な地質構造の把握につながり、その結果を構造物設計にも活かすことができました。
打合せ等を通じて発注者の意向を十分に理解し、専門技術力と豊富な経験を活かして業務に取り組み、大和北道路事業の推進に大きく貢献したことに対して感謝状をいただきました。
本業務の遂行にあたってご尽力、ご指導いただきました多くの関係者の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
地質リスクに精通した地質・地盤に強い建設コンサルタントとして、高規格幹線道路などの道路整備事業の推進に尽力することによって、人と社会と地球の安全安心に貢献してまいります。
