- 「担当している仕事」と「どんなことが出来るようになったか」について教えてください。
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主に、地質や砂防分野に関わる業務を行っています。現在は、地すべり防止施設の点検及び長寿命化計画策定業務や、山腹崩壊による災害の防止を目的とした実態調査,道路を建設するための水文観測等を担当しております。自身が現地に行き踏査することはもちろんのこと、協力会社の方にも調査をお願いしながら業務を進めることもあります。初めの頃は、段取りが悪く現場作業中に手間取ることや、作業指示を分かりやすく伝えられず迷惑をかけることがありました。何度も失敗を経験するなかで、事前準備でどこまで進めたら効率よく作業ができるか、相手が分かるような指示内容の伝え方などが少しずつ出来るようになってきたと思います。
- 仕事で心に残ったエピソードを教えてください。
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台風や豪雨によって斜面崩壊が発生した現場での業務は印象深いです。毎月の水文観測を行っていた渓流の観測現場では、豪雨による増水で地面が抉れて谷のようになっていました。被災前が見る影もなく地形から変わっているため観測地点の被災状況の確認に行くだけでも一苦労でした。被災した民家がある裏山の崩壊斜面の調査では、崩壊した土砂がまだ撤去しきれておらず、建設機械による土砂の撤去が行われているような状況でした。一刻も早い復旧のために、被害状況を素早く把握するためにドローンを飛ばして確認を行うなど、スピーディーな対応が求められる現場でした。
- 職場の雰囲気を教えてください。
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真面目で実直な方が多い職場だと感じます。また、担当者として業務を進める中で分からない事がある時に、直ぐに相談をしやすく、上司から指導を受けられる環境であると思います。
- 今後の目標と実現したい夢を教えてください。
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豊富な知識と経験、高い技術力を持った方ばかりで、まだまだ自身の未熟さを痛感しています。上司の指導を受けながら業務を進める中で、一つ一つ着実に知識と技術を自分のものにしていきたいと思います。社会と人々の安全と安心に貢献できるような技術者を目標に、日々励んでいこうと思います。