橋梁高欄部の調査例
上の写真は、橋梁高欄部での熱赤外線画像(左側)と可視画像(右側)です。
熱赤外線画像では、「浮き」の箇所は白く(最も高温)なっており、「剥離またはたたき落とし」箇所は黄~緑(周囲より少し低温)になっています。このように橋梁全体の熱赤外線画像と可視画像を比較することで、欠陥箇所の抽出をします。
橋梁橋台部壁面の調査例
上の写真は、橋梁橋台部壁面での熱赤外線画像(上側)と可視画像(下側)です。
熱赤外線画像ではほぼ直線上に「浮き・剥離」箇所が散見されます。目視観察でわかる剥離しそうな「浮き」は白色を呈しており、周囲に比べて温度が最も高く表示されています。
また、打診音調査で浮きがあると判断された箇所(可視画像にて白色チョーキングされている部分)については熱赤外線画像にて赤~黄色を示し、周囲の壁面と比べ少し温度が高く表示されています。