国土交通省北海道開発局長よりi-Con奨励賞をいただきました

当社北海道支社が昨年度に実施しました「一般国道39号 北見市 厚和法面対策設計外一連業務」につきまして、令和4年7月28日に北海道開発局長からi-Con奨励賞をいただきました。

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対象となった業務は、一般国道39号・242号及び十勝オホーツク自動車道の変状等が確認された法面11箇所において、対策工詳細設計を実施したものです。
本業務では、当社の北海道支社CIM推進室や拠点化推進室(CIM担当)が主体となり、北海道開発局が掲げるi-Constructionを推進するための様々な取り組みを実施しました。
特に360°カメラ、レーザー測量データの取得などのICT機材等の新技術の活用やiPadのLiDARscanによる簡易3次元生成などで測量調査期間の有効活用を行うことで、業務全体の作業量の平準化を図ることが出来ました。
またLPデータやDEMデータを活用して、広域的な3次元資料を作成し、災害発生箇所の現地状況の確認を行いました。さらに、それらのデータを用いて航空写真をSfM点群データに編纂し、地すべりの解析断面として使用したりするなど、生産性向上に向けた様々な取り組みを提案させていただきました。
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ドローン搭載型レーザー測量機と3次元CADを用いて作成した等高線図

今回いただいたi-Con奨励賞は、北海道におけるインフラDX・i-Constructionの普及促進に寄与し、他の模範として推奨するに値すると認められ表彰されたものです。

地質リスクに精通した地質・地盤に強い建設コンサルタントとして、人と社会と地球の安全・安心に貢献できるように引き続き尽力してまいります。