当社関西支社が実施しました「九頭竜ダム周辺地質調査業務」につきまして、令和４年７月28日に近畿地方整備局福井河川国道事務所長より業務表彰をいただきました。あわせて主任技術者の東篤義が技術者表彰をいただきました。
対象となった業務は、九頭竜ダムの３つの施設改良案の比較検討に必要な地質情報を得ることを目的とし、既往文献収集、地表踏査、ボーリング調査、ルジオン試験、ボアホールスキャナー解析などを実施し、その結果から地質断面図等を作成すると共に三次元解析を行い、後継調査計画の立案を行ったものです。また、既往調査で認められた深部の高透水領域について、自主的に実施した短縮ルジオン試験、ボアホールスキャナー解析による割れ目解析等の成果を踏まえて精度の高い高透水領域の連続性の把握や高透水要因の評価を行いました。
なお本表彰は、業務の施工にあたり幾多の困難を克服して優良なる成績をもって業務を完了したこと、並びに建設技術者として極めて優秀な成績を挙げたことに対して評価をいただいたものです。
本業務の遂行にあたってご尽力、ご指導いただきました多くの関係者の皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
当社は引き続き地質リスクに精通した地質・地盤に強い建設コンサルタントとして、人と社会と地球の安全安心に貢献できるように引き続き尽力してまいります。
